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科学部による発明品紹介とこれからの展望
今週末、グラス学園科学部による研究発表会が、総合校舎3階多目的室で行われます。普段はおかしな研究をして厄介がられている科学部の面目躍如の場として、編集局でも紹介の企画を立てました。
この度は科学部部長の赤井さんと、実質的なリーダーである代々木さんにお話を伺いました。
「このたびは、わが部がどのような研究をしているか知ってもらいたいと思う」
「この結果を見れば、どれだけあたしたちの研究が重要なのか知ってもらえるはず。わからない、なんて言うのは科学に対する冒涜ね」
「代々木よ。誰しも君のように優れた頭脳を持っているのではない。ただわからない、では判断はできないぞ」
「そうですかね? 決まりきったルールに準じて物事が並び良く連なっている。今まで過去の科学者達が重ねつづけてきた努力の上を、ただ歩いてるだけなのに、何がわからないんだか」
「人には向き不向きがある。簡単に断じるのは良くない」
「まあ、赤井さんが言うなら、そうなんでしょう。とにかく、来たら面白いものが見れるはず。ちょっと凝ったものも展示するつもりだから」
「身近なものを用意したので、興味のある方はぜひおこしいただきたい」
なかなか尊大な代々木さんですが、その態度に見合う能力を、彼女は持っています。そんな彼女が用意した研究品を、一度見てみるのも良いのではないでしょうか。この学園では当たり前のように思えた見なれたものも、中にはあるかもしれません。(編集局・岩板)
昨日の校則違反生徒…11名
昨日の保健室行生徒…10名
美貌の生徒会書記 紫畑書記の『紙上生徒会相談所』
Q:中等部の二年生から生徒会の役員や会員にはなれないのでしょうか?(中2年D組 浜田 令美)
A:生徒会の役員は生徒会長が決定した時点で高等部の生徒、会員は中等部の三年生以上という決まりが、学園で制定されております。わが生徒会の阿川君も、当時は中等部の二年生だったので三年生になるまで待っていただいた事もあり、この決まりに例外は認められておりません。(紫畑書記)
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